HOME > 社交ダンスの種類
社交ダンスは大きく分けるとスタンダード(モダン)系とラテン系に分かれ、次の10種類に分けられます。スタンダードはヨーロッパ的なダンスで、ラテン系は南国的なダンスであるとも言えます。
競技会とは別に、パーティで踊るダンスとして、ジルバ、マンボ、ブルースなどもあります。
ワルツには3つのタイプのワルツがあります。とてもポピュラーなワルツはモダンワルツです。そしてワルツの中で一番早い1分間に60ビートあるベニーズワルツと、モダンワルツよりも早くベニーズワルツよりも遅い、真ん中の1分間で43ビートあるオールドタイムワルツがあります。
社交ダンスの始まりはワルツからです。ワルツの根源は1780頃ドイツから始まり、フランスへ伝わり、イギリスへと伝わりました。フランスに伝わった時は音楽のスピードは速く、足先のみ使うテクニックを使用されていましたが、イギリスに来た時、ダンス教師達が音楽のスピードを遅くさせ、足全体を使用するワルツへと広めました。これが現在のワルツです。
タンゴの素はカリブ海とアルゼンチンから来たセクシーで性的なダンスでした。現在のモダンタンゴは昔のセクシーな踊りとは異なり、スタッカートな力強いダンスに変化した踊りです。
タンゴの歴史は20世紀前半にフランスで性的な動きを抑え特徴のみを活かした踊りに変化させ、 1912年このダンスがイギリスに伝わり、メアリー女王がこのダンスを有名なロイヤルボールと言う場所で デモンストレーションをして欲しいとの要求があり、多くの人々が学ぶようになりました。
スローフォックストロットの由来は1914年にアメリカのエンターテイメントパフォーマー
ハリーフォックス(Harry Fox)氏がラグタイムの曲に合わせ「トロット」(小走りダンス)をつくりました。
スローフォックストロットの歴史はイギリスにこのダンスが来た時、イギリスダンス教師達は、このダンスをパートナーダンスに変化させ、なめらかなステップへと変更しました。
しかし、ハリーフォックス氏がトロットを作ったという事実を残す為に、「フォックストロット」と言う名にしたとの事です。
クイックステップはフォックストロットがスローになり始めた頃、若いダンサー達はクイックなダンスを ブルースミュージックで踊りたいと思い、1923年速いフォックストロットが現れました。
そして、ワールドチャンピオンシップにて「クイックフォックストロット」と言う特別な部門を紹介しました。この頃に「チャールストン」が現れ、2つのダンスが一緒になり最終的に「クイックステップ」となりました。
現在のヴェニーズワルツは時計回り(ナチュラル)か、逆時計回り(リバース)の方向に回り、方向を変える時は回らずに方向転換するステップを使います。
ヴェニーズワルツの元をたどっていくと、1500年代前半から半ばにかけ主にフランスとイタリアで農民達がフォークダンスを踊っていました。フランスでは、フォークダンスを「ボルタ」と呼び、イタリア語では「回る」という意味です。そこから世界中に広まり、長年の歴史をかけて今のヴェニーズワルツに至っています。
ルンバのセクシーな踊りに対して、チャチャチャはもう少しコケティッシュな若々しい踊りと言えます。ラテンダンスの中でルンバとともに大変人気のある種目です。
チャチャチャは1950年代にマンボのリズムから派生したキューバンダンスが盛んだった頃に生まれました。名前の由来は、当時女性がヒールの無い靴を履いて踊る音が「チャチャチャ」と鳴ることで名付けられたと言われています。
サンバはと言えばリオのカーニバルを思い浮かべる方も多いと思いますが、もともとのサンバはスローなテンポのサンバだったようです。ですがインパクトに欠けあまり普及しませんでした。それをダンサーが早いリズム「1a 2」や「QQS」などのカウントで紹介したことで人気がでたようです。
サンバの歴史は約400年前にさかのぼります。もともとはアフリカの奴隷によって踊られていたダンスだと言われています。アメリカには1939年にニューヨークワールドフェアで紹介されたのが最初で、その後すぐイギリスにも伝わり、洗練されたものが現在のサンバになっています。
現在一般的にルンバと呼ばれているのは「キューバン・ルンバ」を指します。このダンスはもともと「求愛」を表現したものであることから、女性が男性を翻弄するような要素を含みます。 女性はセクシーな動きでより女性らしさを表現し、男性はよりメンズライクな力強い動きを表現するのが特徴です。
ルンバはラテン種目の基本とも言えるダンスで、ルンバのルーツは16世紀までさかのぼります。もともとはアフリカの奴隷達により、動物や鳥の求愛を表現するダンスとして踊られていました。それが英国に伝わり競技ダンス風に洗練されてのち、瞬く間に世界中を魅了し普及しました。
パソドブレは皆さんご存知の通り「闘牛」をモチーフにした踊りです。 男性がマタドール、女性はそのマタドールが持つケープを表現しています。 パソドブレの曲は闘牛士の入場行進曲として会場の興奮を高めるために使われました。
パソドブレは戦争のさなか(1916~1925年)頃に主にパリでスペイン人によって発展し、 後にM.ピエールによってイギリスに伝えられました。
ジャイブのルーツはアメリカで生まれたジルバです。音楽はジルバと同じロック系またはスイング系の音楽で第2拍と第4拍にアクセントがあるテンポの良い曲で踊ります。
ジャイブは1920年代には既にジャズという形態でアメリカやカナダに存在していましたが、イギリスに伝わったのは 第2次大戦中にアメリカやカナダの兵士がイギリスに来てジルバを踊ったことによるものでした。1956年に「Rock around the Clock」という映画がきっかけに人気が出ましたが、戦後の暗い雰囲気を一掃する楽しげなメロディも人気に火がついた要因の一つでもあるでしょう。
ジルバはアップテンポの曲に合わせて踊る、ノリの良い楽しいダンスです。初心者からベテランまで幅広く人気がありパーティーダンスでよく踊られます。数種類の基本ステップをマスターすれば、新しいフィガーを増やしていくのもあまり難しくないので、初心者の方向けの種目と言えます。
ジャイブの歴史は1935年頃のアメリカで「スイング・ジャズ」が大流行し、それに合わせて黒人達が踊っていたダンスがジルバでした。それを第2次世界大戦中に、アメリカの兵士達がイギリスで踊ったことでジルバがイギリスに伝わりました。ジルバがイギリスで改良されたものがジャイブになりました。
社交ダンスは男性が手でリードをするという原則がありますが、マンボはこれに当てはまりません。その為、男性が先に踏んだステップに1小節遅れて女性が同じステップを踏むことになります。
1950年代マンボは世界中で爆発的に流行った曲ですが、現在はパーティーでもあまり演奏されず、現在はチャチャチャの曲に合わせて踊られる事が多いようです。
現在のブルースは特にパーティーダンスで用いられるステップです。フォックストロットに使用される音楽でブルースステップを踏みます。
ブルース音楽とブルースダンスの歴史は互いに「ジャズ」にとても近い関係があります。
長年かけてブルースダンスが進化して行き、同時にブルース音楽も進化して行きました。
元のブルースダンスはアメリカの黒人社会において、とてもポピュラーなダンスでした。
シークエンスダンスはダンスの種類によって決まった振付を輪になって踊る為、従来のモダンの様に ぶつかる事は決してありません。
1900年前半頃に伝統あるオールドタイムダンスのスタイルが発展して行き、現在のシークエンスダンスと呼ばれているダンスの始まりは1600年代フランスとイギリスの宮廷ダンスでした。 (ツーステップ、ガボッツ、クイックワルツ)と言う種類が出来上がり、その後、(ソーンタ、スウィング、タンゴ)が現れました。 第2次世界大戦終戦後、一番人気のあるダンスが、このオールドタイムダンス(シークエンスダンス)でした。

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