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2011年12月15日(木)

ベルリンフィルと子供達

こんにちは。大野秀樹です。先日、ベルリンフィルが、子供達を集めて演奏と一緒に踊らせようという試みのDVDを観ました。余り時間の無い生活をしていますので、良くない事ですが、ぶつ切りしながら観て、まだ途中です。子供達というのは、年齢も様々で、踊りの経験ある子もいれば、むしろ殆どが全く踊りと無縁の子達です。友達に連れられて来て、練習に入る時に踊ることを知る子などという子もいました。振り付け師や、スタッフは当然プロで、練習風景がドキュメントで撮影されているのですが、感心することばかりでした。やはり、ダンスに携わり、ダンスを深く愛している人の言葉は、哲学が映し出されていて、そうでない人の軽薄な物と異なります。その振付師が、踊りも知らず、落ち着きの無い子供たちに言います。「ダンスをする時に口を開いて話をしてはいけない。、ダンスは、身体で表現するもので、口からエネルギーを出してはいけないから・・・」と。彼の発する言葉の中に、ダンス言語が聴こえてきそうです。また、子供たちに両手を上げさせ、一人の健やかに力強く両手を上げている子の前で「彼はこれからの人生で、きっと叶えたい事すべてを叶えていくだろう・・・」と。自らを、ダンスという物に投影して人生を重ねた人の音が聴こえる気がします。

最後までまだ観ていませんが、紆余曲折しながら、そういう大人に触れた子供たちは大きな成長を遂げているに違いありません。

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