blogスタッフブログ

2012年01月26日(木)

丁寧

こんにちは。大野秀樹です。何かを丁寧にしている人を見ると、嬉しくなったり、殊の他美しく見えたりします。丁寧という言語感覚の中に、調和的なものが感じられるからと思います。これはまた、上手や下手ではありません。誰かが上手なようにしていても、嬉しくなることも、美しいと思う事もないからです。特にダンスを伝える仕事をしていると、下手の丁寧が一番いいとすら思います。自分が不器用で、それしかできないからかもしれませが・・・。自分の事を思ってみても、その下手で丁寧の繰り返しの中で、学んだなと思う一つの事に、先ず自分を大切にする感覚だと思います。下手であるが、それが好きでしていると、自分のしている事が、愛おしく感じ、大切に思われてきます。自分でも、以前の自分と比べて、話し方や振る舞いは、自然と変わって来たように思います。そして、その様にしている人がいると、それを感じることが出来、それを嬉しく思えます。人に合わせたり、迎合をたくさんすると、自分を大切の意味が分からなくなるように、ダンスのステップも同じで、人に合わせて踊っていると、その人のステップが無くなってきてしまいます。よく、女性はステップを男性に合わせてするというのを耳にしますが、言葉はその通りでも意味を間違うと、思いの他、つまらないものばかりがそこにあることになってしまいます。

スタッフブログ一覧

CONTACT

無料体験レッスンのお申込み、
お問合せはこちら!