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2012年06月21日(木)

祖母

こんにちは。大野秀樹です。僕は独身の為、尚更そうなのか、それでも少ないということになるのかはわかりませんが、一回の食事を、出来合いのものを買って済ましたりする時にでるプラスチックゴミの量に唖然とする感があります。僕がまだ幼く、祖母が生きていた頃は、プラスチック系の容器や箱類をとっておいて、また何かに使ったりしていました。何かに使う事がエコだとかいっているわけではありませんが、余りの利便性の要求からくる、捨てるだけのものの氾濫に感覚が同調するならば、やはり、そのようにしていた祖母の慎ましやかなたたずまいを、僕達の世代が身につける筈もないなとは思います。そういう幼少を過ごしている為か、もともと素質としてそうなのか、現代の自由や開放のだらしのない感じには馴染むことが出来ない感覚がたくさんあります。それでも、祖母の事を思えば、この上なくだらしのない事もわかります。只、そういう感覚を携えているのは、大変は増えるのですが、とても有り難いことと思えています。もし、どっぷりと現代の時代に染まっていたとしたなら、きっと何かがおかしい仲良しごっこの中で、こころの深い所で叫んでいる根源的な要求を聞きとることができないでいたのではと思えます。ちょうどさざ波立った水面には波紋がおこらないように・・・

ダンスのことを思ってみても、過去の名ダンサーたちが携えていた価値あるものを、今はなかなか目にすることができなくなってきているのは本当です。

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