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2013年01月17日(木)

ウィルス

こんにちは。大野秀樹です。年が明け、徐々に平常の生活が始まっているのだと思いますが、体調という面では崩している方になると思います。肉体の変化の年齢であるからかもしれませんが、いつもは殆んど引かない風邪をよく引きます。もしくは、今年の風邪が強力という事があるのでしょうか?

ウィルスと聞いて、この時期やはり気になるのがインフルエンザだと思います。ウィルスについての表現と性格に於いて、ウィルスが寄生し易い宿主を選び、相互間での感染を繰り返すうちに突然変異を起こし、強力化するという解釈があります。人間的解釈の表現の事はさて置き、この事柄は、非常に生命体というものの性質をよく表していると思います。細胞として独立していれば、良くも悪くも自らが細胞分裂を繰り返し、悪い菌であれば、薬などでも攻撃し、退治することが出来るのだそうです。しかし、独立しておらず、寄生し、他の細胞の力を借りて増殖しようとするウィルスは、退治するのも困難なのだそうです。

人間の世界においても、一人であっても集団であっても、独立した個体として悪さをするのは、悪さが表に出ている分、酷くなる量も少なくすみますが、誰かの懐に隠れながらであったり、人の力を使ってであったり、善意や道徳、大義名分、善良さに潜む悪さというのは非常にやっかいです。

ダンスなどに於いても、ダンスは良い物という過信を持ったダンス経験者が、ダンスとの関わりの中でダンスを見失うというようなこともよくあります。それは、僕自身も漏れることなくその危険の中に常時いることになります。

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