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2013年01月31日(木)

アーティスト

こんにちは。大野秀樹です。

先日秋葉原の48人の幾人かの人がテレビに出演していて、何か話しをしていましたが、その中にでてきた、彼女たちはアーティストであるという様な認識での会話のやり取りはアーティストってなんだっけというような感覚になります。彼女たちだけに限らず、そこらじゅうにアーティストやカリスマがいて、まさにそんな光景を見て育つ子供にとっては、それらがアーティストというものということになります。これはあまりにも短絡的で、乱暴な意見で、人間の目やこころは過去の偉大な作品や、芸術家の生き様のようなものの中に本物である何かを感じ取る筈ではありますが、傾向としては、そういう子供たちが増えることは否定できません。ましてや僕たち自身もその傾向の中のひとりであるわけですから。

そもそも芸術と呼ばれているものは何であると思っているかということですが、人間の生というものに深く関わりがあり、その根源的な部分に、深い喜びや衝撃を与える技を伴ったものというような、浅はかで少ない経験の中からの一応の見地と解釈を持っています。そして芸術家ということにでもなってくるなら、その人自身の生きて発しているシグナル自体が、それらのようなものを含み伴っているということでしょう。

想像もつかないような背景と人生観と才能と技によって成された過去の作品を、今は裕福に数々観ることができますが、それらに対する敬意は、易々といろいろなことをアーティストやカリスマなどとは思わせません。

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