blogスタッフブログ

2013年07月18日(木)

レッスン

こんにちは。大野秀樹です。大変な暑さが続いています。体調を崩さないよう気をつけなければなりませんね。

先日久しぶりにレッスンにいらした方がいました。体調を崩していらして、久しぶりにお会いするとなんだか様子が変でしたので、少し話をしました。すると、ご自分は思いつめる性格のようなところがあり、それは疲れることであるから、自分が楽しければそれで良いと思うことにしたら、すごく軽くなった気がして気分が良くなった。概ねこのような内容であったと思いますが、確かに一見陽気さのようなものが増え、一般的であれば良かったということになるのかもしれませんが、僕自身が、大変に違和感を感じましたので、本当に自分が楽しければよいということを本心が肯定しているだろうか、ということと、気分が軽くなるというような体感が必ずしも良いだろうかというようなことを視点にレッスンを進めてみました。

すると、ご本人もまだ、そういう発想や振る舞いにどっぷりと浸かってしまっていないくらいの期間でしたので、レッスンの後半くらいには、以前の様子の片鱗のうちに落ち着き、やはり、この自分の方が自然であるというようなことを仰っていました。

この方は、正直な方で、ご自分の考えの経緯や、こころの正直な部分が体感をどのように判断するのかを誤魔化したりするつもりが無かったので、ご自分の振る舞いが、一見元気で、楽し気に見せる深層心理の演出であったことに気付いたのだと思います。この方もしきりに仰っていましたが、そのように振舞っている人に、傍目から見ていると憧れのような感覚を持つのだそうです。自分もあのように出来たら楽だろうな、というように。

実際にはそれも、憧れのようなものであって、憧れというものなどではないというところまで理解されたようですが、以前の片鱗のその方は、暗いわけでも、悲痛なわけでもなく、真面目さと喜びが再び顕れたような感じでした。

レッスンという時間を通して大きな事実を見たような気がしました。

スタッフブログ一覧

CONTACT

無料体験レッスンのお申込み、
お問合せはこちら!